みなさん、こんにちは!
今日は、日本の気候変動対策について、とても興味深いニュースを見つけたので、皆さんと共有したいと思います。
日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)という企業グループをご存知ですか?
なんと245社もの企業が参加している大規模なグループなんです。富士通、富士フイルム、リコー、武田薬品工業など、日本を代表する企業が名を連ねています。このJCLPが最近、とても大胆な提言を行いました。なんと、2035年度までに温室効果ガスの排出量を2013年度比で75%以上削減するという目標を掲げたのです!
再生可能エネルギーの可能性、屋根の上に答えあり?
JCLPの提言の中で特に興味深かったのは、太陽光パネルの導入についてです。日本はすでに面積当たりの太陽光発電導入量が世界一だそうですが、JCLPは「まだまだいける!」と言っています。
答えは意外と身近なところにありました。なんと、私たちの家やビルの屋根や屋上なんです!確かに考えてみれば、街を見渡すとまだまだ太陽光パネルが設置されていない屋根がたくさんありますよね。
ピンチ?それともチャンス?
JCLPの共同代表である今井雅則さん(戸田建設会長)のインタビューを読んで、とても印象に残った言葉があります。
「日本にとって脱炭素は経済的メリットも大きい」
えっ、本当?と思わず疑問に思ってしまいましたが、その理由を聞いてなるほど!と納得してしまいました。現在、日本は年間30兆円もの大金を使って海外から化石燃料を買っています。でも、もし再生可能エネルギーを60%以上に増やせば、なんとその半分の15兆円以上を日本国内に還流できるそうです。
さらに、ペロブスカイト太陽電池や浮体式風力、蓄電池などの技術を国産化できれば、もっともっと日本の利益になるんだとか。
未来の産業を作る
気候変動対策を進めるには、新しい技術や産業が必要になります。でも、日本の製造業では人手不足が心配されていますよね。この問題について今井さんは、「憧れの産業にすることが大切だ」と言っています。モノづくりにインセンティブを与え、プライドを持てるようにする。そして、そのための教育も重要だと。
未来の子どもたちが「僕も私も、気候を守る仕事がしたい!」って言う日が来るのかもしれませんね。
個人的に、このJCLPの活動はとてもすごいなと思いました。1社だけでは難しいことも、245社も集まれば大きな声になる。そして、その声は政府や国会議員にも届くんですね。
気候変動問題は一人では解決できない大きな課題です。でも、企業も、政府も、そして私たち一人一人も、みんなで力を合わせれば、きっと素晴らしい未来が作っていけると思います。