みなさん、こんにちは!
今日は、まるでSFの世界から飛び出してきたような、ワクワクする技術についてお話しします。その名も「合成燃料」!エネオスが開発したこの燃料、実は私たちの身近な未来を大きく変える可能性を秘めているんです。
驚きの技術!空気から作る燃料
まず驚くべきは、この燃料が文字通り「空気から作られる」こと。エネオスが横浜市に完成させた実証プラントでは、大気中のCO2と再生可能エネルギーで作った水素を原料に使っているんです。つまり、地球温暖化の原因となるCO2を、逆に燃料として活用しているんです。
既存のクルマでそのまま使える?合成燃料のメリット
でも、新しい燃料って新しい車が必要になるんじゃ…なんて心配は無用!この合成燃料、規格適合化をすれば、なんと今のガソリン車やディーゼル車でそのまま使えるんです。電気自動車に買い替える必要もないし、新しい給油所を作る必要もない。今あるガソリンスタンドをそのまま使えるんですから、これは画期的!
政府も本気!カーボンニュートラルへの大きな一歩
この技術、政府も本気で応援しているんです。実証プラントの完成式典には、菅義偉前首相をはじめ、多くの国会議員が参加していました。菅前首相は、自身が設立に関わった2兆円規模のグリーンイノベーション基金の活用を期待していると語っていました。国を挙げての大プロジェクト、ワクワクしますね!
課題はコスト!普及への道のりは?
とはいえ、課題もあります。そう、コストです。現状では1リットルあたり1万円とのこと。さすがに高すぎますよね。エネオスの山口社長は、コスト削減に全力で取り組むと約束しています。政府や他の企業の協力も得て、いずれは200〜300円くらいまで下げたいそうです。頑張って欲しいですね!
未来を走る!合成燃料車試乗レポート
式典では、この合成燃料を使った車の試乗も行われたそうです。面白いエピソードとして、元F1ドライバーの山本左近議員が試乗した際、スピンターンまでしちゃったんだとか。普通のガソリンと全く変わらない性能だってことですよね。
合成燃料は、環境を守りながら、私たちの快適な生活も守ってくれる、まさに夢の技術。まだまだ発展途上ですが、近い将来、当たり前のように使えるようになるかもしれません。その日を楽しみに、これからもこの技術の発展を見守っていきたいですね。