みなさん、こんにちは！
今日は、電気自動車（EV）の新しい可能性についてお話ししたいと思います。私たちの生活にどんどん馴染んできた再生可能エネルギーが、EVとどのように関わっていくのかを考えてみましょう。
昼間の電力を賢く利用！「ピークシフト」の取り組み
再生エネルギーの普及によって、昼間に電力が余るという現象が生じています。これを無駄にしないための「ピークシフト」と呼ばれる方法が、現在注目されています。たとえば、新電力会社の「Looop」は、電気料金が安い昼間のうちに自動でEVを充電する新しいサービスを提供予定です。
私もこの記事を読んで、「賢く昼間の余った電気を使うっていいアイデアだな」と感じました。家庭にあるEVをただの移動手段としてだけでなく、効率的に電気を使う「調整弁」として活用することができれば、電気代の節約だけでなく、再生エネルギーの効率も向上しますね。
ピークシフトとは、電力の使用量そのものを低減させるピークカットに対して電力の使用を、一般的に電力を多く使用する日中の時間帯から、電力の使用量が少ない夜間などの時間帯にシフトさせて、使用電力を平準化させる方法のことです。
https://www.daihen.co.jp/technologygeeks/cat01/cat01_02/564/
EVと太陽光の連携で更にエコに
スタートアップ企業「eMotion Fleet」では、EVと太陽光パネル、蓄電池を組み合わせたサービスも提供しています。昼間の太陽光発電で安い電気を蓄え、夜にその電力でEVを充電する仕組みです。
太陽光とEVを組み合わせると、いわば「移動できる蓄電池」としての機能も果たせるんですよね。災害時などの緊急事態でも役立つ可能性があると考えると、この組み合わせはさらに魅力的です。
EVが収入源に？需給調整市場の未来
電力の需給バランスを保つための「需給調整市場」も話題です。例えば、日中に溜めておいたEVの電力を、必要に応じて需給調整市場で売買し、報酬を得られる可能性があるというのです。EVを充放電可能な蓄電池として考えると、資産価値も上がるし、新たな収入源にもなるかもしれません。
これはすごく面白いですよね。「EVが家計の手助けになる未来が来るかも？」と、つい想像が膨らみました。日本でもこうした取り組みが進めば、EVの価値もさらに高まりそうです。
「需給調整市場」とは、送配電事業者が電力の需要と供給のバランスを取る際に必要な「調整力」を調達するための市場です。調整力とは、出力の調整ができる発電設備や蓄電池の利用、需要家による節電などによって調整可能な電力リソースのことを指します。
https://service.itcenex.com/media/archives/what-is-supply-and-demand-adjustment-market/
EV普及が進むことで再生エネルギーの未来が変わる？
とはいえ、日本でのEV普及率はまだまだ低い状態です。2024年の前半にはEVの国内販売台数が前年よりも減少しているとありましたが、EVの魅力をもっと多くの人に知ってもらえれば、再生エネルギーの無駄を減らし、効率的に使える未来が来るはずです。
私たちも「移動できる蓄電池」としてのEVに目を向けることで、エネルギーの未来に貢献できるかもしれませんね。電気料金の削減はもちろん、地球環境への配慮も両立できるので、今後の進展に期待です。