みなさん、こんにちは!
今回は、米国の大統領選挙に焦点を当てて、エネルギー政策について考えてみたいと思います。ハリス候補とトランプ候補、二人の政策にはどんな違いがあるのでしょうか?そして、その違いは本当に大きいのでしょうか?
脱炭素化の理想と現実の狭間で
まず、大きな方向性として、ハリス候補はバイデン大統領の路線を引き継ぎ、脱炭素化を推進。一方、トランプ候補は化石燃料重視の姿勢を示しているそうです。一見、真逆の政策のように見えますね。
でも、ここで興味深いのが、ハリス候補が勝利しても「脱炭素化の大幅な進展は予想しにくい」という点。なぜって?現在の米国では、原油や天然ガスの生産量が過去最高を記録しているからなんです。
つまり、理想は脱炭素でも、現実はそう簡単には変えられないということ。
意外なトランプ候補の立場
さて、次に気になるのが電気自動車(EV)政策です。トランプ候補というと、EVに反対しそうなイメージがありませんか?でも、実はそうでもないんです。
トランプ候補が問題視しているのは、「技術の成熟度やインフラ整備を無視して、メーカーに数値目標を押し付けること」だそうです。つまり、EVそのものには反対していないんですね。確かに、充電設備が整っていないのにEVばかり増えても困りますよね。
両候補の意外な一致点
原子力政策については、どうでしょうか?実は、両候補とも大きな違いはないそうです。どちらも原子力推進の立場で、研究開発には補助金を出す一方、実際の導入は市場に委ねるという考え方。
これには少し驚きました。エネルギー政策で対立するイメージがある両候補ですが、こういう一致点もあるんですね。
日本への視点
さて、ここまで米国の話を見てきましたが、最後に日本の状況についても少し考えてみたいと思います。米国の大統領選挙ももちろん重要ですが、私たち日本人にとっては、まず目の前の衆議院選挙が大切ですよね。エネルギー政策は、私たちの生活に直結する重要な問題です。
米国の例を見ても分かるように、理想と現実のバランスを取るのは難しい課題です。でも、だからこそ私たち一人一人が考え、選挙で声を上げていく必要があるのではないでしょうか。
結局のところ、エネルギーの未来を決めるのは、政治家だけでなく、私たち有権者一人一人なんです。この権利、大切に行使していきたいですね。